トップコミットメント

「公平・公正」を軸に、中古車オークション市場のさらなる発展に貢献する

代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)

代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)

当社は、オークションは公平かつ公正でなければならないという思いを共有した創業者5名によって1980年に設立。以来、「公平・公正」を事業の原点とし、企業理念の筆頭にある「公正な市場の創造」へ向けて、コンピュータオークションを導入した常設オークション会場の開設や、独自の明確な車両検査基準による検査体制の強化・透明化を通じて、多くの中古車販売店から信頼を得てきました。出品車が多く集まる「場」には、良質で豊富な出品車両を求めてたくさんのバイヤーが集まりますが、バイヤーの増加は、車両成約単価の上昇や成約率の向上にもつながり、それがまた出品者にとって魅力的な取引の場となり、出品台数のさらなる増加をもたらします。当社では、「公正・公平」を軸に据え、オークション会場を全国各地に積極展開しながら、こうした好循環を生み出してきました。そして、オークション施設における高い利便性と最新鋭のオークションシステムで差別化を図りながら、全国展開を進め、着実に中古車オークション業界のリーディングカンパニーへと成長してきました。いまや48,000社を超える会員の皆様をはじめとする多くの方々との間に、強固な信頼関係を築いており、それが当社のブランド力となって、当社の成長を支えています。

今、自動車業界は、「CASE」に代表される新しい概念によって、百年に一度と言われる大変革期を迎えています。中古車オークション業界のリーディングカンパニーとしても、この大変革期の行く末を見据え、新しい時代のスタンダードをつくる「革新の時」にあると考えます。気候変動対応がグローバル課題となる中で、自動車メーカーでは、脱炭素社会の実現に向けて、走行時にCO2を排出しない電気自動車(BEV)をはじめ、燃料電池車、水素自動車等の次世代自動車の積極的な開発を進めています。あと15年もすれば、ガソリン車は市場から姿を消し、中古車も含めて電気自動車が主流になるとも言われています。新車販売が次世代自動車に移行しても、中古車の商品価値は、年式・走行距離、外装のへこみやキズ、内装の汚れなどが決定要素となる点は現状と大きくは変わらないと見ていますが、当社では業界全体の動向を見据え、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用してオークション出品車の検査体制をさらに強化するなどの対応も進めています。また、中古車オークションのビジネスモデルは、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を実現している点で、環境負荷の低減に寄与していると考えていますが、今後このビジネスモデルにさらに磨きをかけることで、社会課題の解決により大きく貢献していきたいと考えます。

私たちは、道を切り拓くことこそが当社の使命だと捉え、これからも挑戦を続けていきます。自動車業界の大変革期と気候変動対応というメガトレンドの中で、DXやサステナビリティ(持続可能性)を追求した取り組みを加速し、これからも「公正・公平」をぶれない軸に、健全なオークション運営を続けてまいります。ステークホルダーの皆様におかれましては、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

*CASE:自動車業界の大変革期の背景を表す「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared(シェアリング)」「Electric(電動化)」の動き。

2021年10月